今まで、いい感じで仕事上の人間関係を構築してきたのに、急にキレられて、敵認識され、激しく攻撃されるという、まじセーテンのヘキレキみたいな〜! という経験が何度もある。何度もあるからには、ぼくに問題があるんだろうけど、全く思い当たらないケースばかりだ。地雷を踏んじゃったという意識すらない。何が地雷なのかわからないのでね。*1
女性の同僚や部下、あるいは、取引先の女性担当者からである。(女性の上司とは働いたことがないです。)*2
ぼくとしては、それまでいい関係を保ってきたな...と思っているのですが...突然キレられる。
『ウィーン売買条約、ご存知ですよね!ウィーン条約です。...ご存知ですよね、ご存知ですよね〜〜っ!』
ご存知ですからぼくの原稿では準拠法条項で排除してるんでしょ。*3
『こっちがどのくらい苦労してると思ってるんですか!』
シンジケートローンの銀行団の意向をまとめるのが幹事行のあなたの仕事じゃないのかなって思うんです。そりゃ御行と「み◯井」さんとは色々ある(当時)のでしょうけど。
直接キレられるのもびっくりするのだが、ぼくの上司とか人事とかに訴えられることもありました。
『クチキさんはすぐヒステリックな対応するから、相手方が怒っちゃうんですよ。あれじゃ交渉にならないと思うんです』
君の「回りくどい日本語みたいな英語」だとアメリカさんには通じないの。それに相手は怒ってないよ。昨日もふつーに晩飯一緒に食ってるもん。結局、交渉はまとまったし、妥協することに強気で反対したのはむしろ君の方だよ。
『私に対してパワハラとも取れる発言で能力を否定され、人格を否定された気持ちです....!』
さすが!ぼくが教えた通り『パワハラされました』と直裁には言わないし、『人格を否定された気持ち』とか上手な言い回しを使ってポイントをついてるな。今度、ぼくも使ってみようっと。
++++++
キレる前に相談してほしいなって思うんですけど、相談されないって時点でぼくが悪いんだろうな。
というわけで、色々やらかしちゃってる私ですが....
目からウロコがぽろっと落ちた。はい、「懲りない男」でしたね、ワタクシ。反省しきりです。もっと早くこの本に出会ってればよかった。
若い方にオススメです。ぼくみたいな失敗はしないで済むならそれに越したことはない。*4
ゆめゆめ疑うことなかれ〜ヽ(´▽`)/
© 朽木鴻次郎
~~~~~~~~~~~~~
トップページはこちらです。
~~~~~~~~~~~~~
*1:単にぼくが臭かったのかも!
*2:もちろん、男性の上司、同僚や部下からキレられたりケンカを売られたこともある。ただ、大抵は相手もこっちもお互いに「いけすかねぇ野郎だな、いつか戦わないとな...!」的な感じでの付き合いの中だ。仲間だと思ってたヤツ(男性)に急にキレられたり裏切られたりしたのは、長いサラリーマン生活の中で一回しかない。それも手酷くやられました。
*3:この人、ST-さんという人でしたけど、この人は「ほにゃららをご存知ですよね〜っ!」攻撃が得意技で、ドイツの「監査役・監査役会」についても「ご存知攻撃」を仕掛けられた。その時は知らなくてこっそり勉強したの。あとで役に経ちました。ST-さん、ありがとうございます。
*4:とはいえ著者の方も「若い頃失敗しないとわからない」とも書いてらっしゃる。