朽木事務所

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SNS利用をめぐるコンプライアンス

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■■■概要

インターネットを介した人と人との繋がりや交流を補助し促進するサービス、それがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。日本では黎明期のニフティーサーブなどによるパソコン通信から始まり、GREEやミクシィなどの交流サイト、フェイスブックやインスタグラム、ユーチューブ、ツイッターと発展してきました。個人でブログを開設するハードルもものすごく低くなりました。SNSはとても楽しいものです。

 

多くのSNSで採用されている「いいね」や「フォロワー」のシステムはは人々が持っている承認欲求や共感欲求を上手にくすぐるスグレモノと言えるかもしれませんね。人は楽しいことや悲しいことを感じると、それを誰かに伝えたい、そして共感してほしい、認めてほしいという本能を持っていると言われています。SNSはそれをうまく使って巨大に発展しています。昨今では、会社が、業務の一環としてツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどのSNSを利用することも珍しくはなくなりました。 

 

そんなSNSですが、発信する内容を一歩間違えると、否定的なコメントとともに拡散され、炎上し、誹謗中傷されたり、ひどい場合には社会問題にも発展します。うっかり発信してしまって、情報漏洩や人権侵害を引き起こしてしまう可能性もあります。また、匿名やペンネームでの発信だったはずが本名やプライバシーを晒されたりもするケースも稀ではありません。SNSが不適切に使用されて、会社や社員の信頼や利益、名誉が毀損されないようにはどうしたらいいのでしょうか。

 

  1. 社員が個人としてSNSを楽しむために、コンプライアンスの観点から気をつけること、意識すること。会社が業務としてSNSを利用する場合にコンプライアンスの観点から気をつけること。まずはそのお話を致します。
  2. 次に、SNSでコンプライアンス違反などを理由として炎上やトラブルが発生しまったときの対応方法を考えます。
  3. 最後に、役員従業員がSNSを楽しむためのルールやガイドライン作り、会社が業務としてSNSを利用する際のポリシーや体制作りについての考え方を紹介します。

 

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■■■カリキュラム

I. 健全にSNSを利用するための意識と知識

1-1 コンプライアンス以前の問題として

1-2 SNSコンプライアンス違反の典型
......a. 人権への配慮不足
......b. 行き過ぎた意見や批判・暴言
......c. 情報漏洩

1-3 背景にある「職場のコンプライアンス」違反

1-4 SNSでの写真のルールとマナー

1-5 炎上やディスとコンプライアンス違反

1-6 SNSリタラシー(使い方)

1-7 ネットに書き込む前の心得(こころえ)

1-8 副業?かもしれないSNS利用

1-9 マーケティングとしての公式SNS
......a. 公式SNSのルール

1-10 個人情報への理解

 

II. SNSコンプライアンス違反が発生したら?

2-1 炎上のプロセス

2-2 対応の流れと注意点

 

III. ソーシャルメディア・ポリシー/ガイドライン

3-1 入社前や退職後のSNS

3-2 ソーシャルメディア・ポリシー

3-3 役員従業員によるSNS私的利用のガイドライン

3-4 ネット環境や機材等

3-5 モニタリング

 

まとめ・質疑応答

 

参考動画

www.youtube.com

 

 

講師は私、朽木鴻次郎(くちきこうじろう)。

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講師紹介

1984年一橋大学法学部卒業後、石油開発会社、総合商社、外資系医療化学品メーカーを経て、04年から京都の任天堂勤務、18年退職し現在に至る。東京都出身、千葉県市川市在住。1960年(昭和35年)生まれ。B型・天秤座。

  

お問い合わせなどはお気軽にどうぞ

kuchiki.office@gmail.com

 

なにとぞよろしくお願いいたします。

朽木鴻次郎