朽木事務所

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五代目小さんが教えてくれた本当のお蕎麦・おそばのいただき方

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「たぐる」ときはそばの三分の一だけつゆにつけるとか、薬味はのせるとか、最初は塩で食えとか、更科はどうで藪蕎麦ならこう、砂場という名前はなーたらとか、いろいろウンチクが語られるお蕎麦・おそばですが...

 

好きに食べれば良いと思うし、そういうご意見をおっしゃる方も大勢さんいらっしゃる。

 

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ぼくは落語が好きで、小さんおもしろかったね!長短とか、御慶とかガマンの灸とか、もう、おなかが痛くなるほど笑った。

 

でね、小さんから蕎麦の食い方を教わったことがある。もちろん直接じゃないですよ。落語にいったら蕎麦の食い方をはなしてたんです。時そばまくらだったかな? 別のはなしだったか。

 

お得意のそばをすするしぐさをしたあとで、「本当はちゃんとつゆをつけていただくほうがウマいんです」って、満場のお客さん、大爆笑でした。あはは!

 

そんときに小さんが教えてくれた粋な蕎麦の食べ方は、今でも忘れられるものではありません。もう40年以上前だ。

 

こっからが本題。

 

ざるそば・もりそばを食べていると、どうしても最後にせいろの上に一本、二本、短いお蕎麦が残っちゃう。そのとき...

 

割り箸を立ててその残った蕎麦をつまむとうまく行く。

 

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割り箸の先は、こう、四角くなってるから、そこをうまく利用して、割り箸を立ててつまむと、うまいこと、すっといけるんですね。

 

これですよ。

 

せいろの上に一二本残したまま、ごちそうになりましたっていうのは、姿がわるい。

 

かと言って、なんどもつまもうとして、おはしでせいろをがりがりかき集めたりでうまくいかないのもみっともない。

 

最後に残った短い一二本の蕎麦は、割り箸を立てると、すっとつまめるヽ(´▽`)/ 

 

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