「内部統制は俺や!」とうそぶいてセクハラパワハラを繰り返していた社長さんがおりましたが...
「I THE JURY. 陪審員は俺だ 1947 邦訳1960」 という原題を「裁くのは俺だ」とはずいぶんうまい訳をつけたものだと思う。
もちろん、裁くのは『法』のはずなのではありますが。
コンプライアンス研修で、特に新入社員や若手社員向けに話すときに、どんなことがコンプライアンス違反になるか?という話には注意する。
もちろん、飲酒運転や顧客名簿の持ち出しなど、誰もがそうとわかる不正行為も例には挙げるのだが、それ以上に気をつけてもらいたいポイントとして:
自分の職場で、それが当たり前になっていることや業界や同業者、世間でみんながやっていること、それがが
・案外世の中では許されていない
・本当は法律違反
そんな場合があるのだということを例示します。
立ち止まって考えて欲しい、そうしないとね......
クビになってしまうこともある。
それまで同じようなことをやっていた先輩や上司が手のひらを返したように知らぬ存ぜぬ『やったのはあなた。おれは/あたしは、そんなことするとは思ってなかった』......
あぶない、あぶない。
©️ 朽木鴻次郎
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